ワーキング・ホリデー

PROGRAMME VACANCES TRAVAIL


ワーキングホリデービザは2国間の協定です。1980年12月から始まった時、日本はオーストラリアとのみワーキングホリデー協定がありましたが、2010年には11カ国となりました。現在では年間2万人以上の日本人がワーキングホリデービザを利用しています。このワーキングホリデービザは2国間の協定ですので始まった当初より日本人がオーストラリアに行くことと同時に、オーストラリア人が日本に来て滞在することも許されています。2010年ではなんと1万人以上の外国人がワーキングホリデー制度を利用して日本に来日し、日本語を学び働いたり、日本を1周したり、日本の文化を楽しむために1年間滞在しています。(オーストラリア人は最高1年6カ月滞在可能)

 

外国人の多くは日本語で苦労する為日本語学校に通います。日本での滞在は日本の家庭にホームステイや外国人が集まるゲストハウス、農場での仕事や飲食店でのバイトをしながら、北海道や広島、京都に足をのばし旅行を楽しんでいます。日本にワーキングホリデーで来日する外国人の傾向としては韓国人が多く日本で日本語を勉強する韓国人ワーキングホリデーが多いですが昨今の不況からか、日本語学校に通わずすぐに韓国料理店で働き1年間そこに滞在する韓国人も多いようです。(日本語学校談)フランス人やドイツ人のワーキングホリデーも比較的日本には多く来日し、ほとんどのヨーロッパ人は英語での会話ができ、日本語学校に通いながら英語でも仕事探しをしています。オーストラリア人、カナダ人、ニュージーランド人、イギリス人ワーキングホリデーの多くは英語学校でのバイトが比較的すぐに見つかるため英会話学校に通うとワーキングホリデーで来日しているオーストラリア人、カナダ人、ニュージーランド人、イギリス人ワーキングホリデーに会うことも少なくありません。日本では最近中国人の旅行者が多いため東京、北海道、東北地方では積極的に台湾人のワーキングホリデーをバイトに雇用し中国人旅行者の対応係やマーケティングの一員として雇われています。

 

外国人ワーキングホリデーを雇う利点は「バイト採用可能」という従来外国人を雇用する為にはそれに見合ったビザを入管管理局より取得する必要がありしかも採用後すぐに雇用を打ち切るということも海外から来ているので...という面で採用コストが高くなっていました。最近では外国人ワーキングホリデーを試用期間として採用し、本採用に進むための準備期間として見る企業もあります。バイトで能力を発揮する外国人を将来のマネージャー候補として本採用し、企業の求める能力に見合わない場合はバイト期間で終了してもらう。

海外で勉強しながら働ける!しかも旅行にも行けるし、恋愛もしちゃう!そんな権利を含んだビザです。 なんでも出来てしまう素晴らしいビザです。なんでも自分のかなえたい自分の為に行動できるビザです。

 

※一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会 日本ワーキングホリデー協会活用ガイドより引用